蒼竜の側用人最新６巻 あらすじと感想 竜の研究者アデルが登場

花とゆめで連載中の、千歳四季作「蒼竜の側用人」の６巻が１月１８日に発売されました！

ハイネダルクとの戦いが終わったので６巻は激しい展開はなく、穏やかな宮殿での日々と、ユリウスの竜になる前の話が描かれています。

新キャラ「竜の研究者　アデル」も登場し、この先はどんな展開になるのか読めない６巻となりました。

ここでは、蒼竜の側用人６巻のあらすじと感想をネタバレなしで紹介します。

蒼竜の側用人６巻のあらすじをネタバレなしで紹介

宮殿に戻ってきたユリウスとルクル。

ラキアとマユも宮殿でひきとることになった。

ルクルは、買い物と街の案内をするために、ラキアとルクルを城下に連れて行く。

ルクルたちは、城下でステラという小さい竜を連れた、アデルと名乗る男に会う。

竜に効く薬を持っているというアデルに興味を持つルクル。

アデルは竜の研究者で、学術都市ルフトの学徒だという。

アデラは、数日前にユリウスが空を飛ぶのを見ていて、ユリウスに会わせて欲しいという。

竜に詳しいものは前王に解任され宮殿からいなくなっていたので、アデルはユリウス専属の医者兼竜の研究者として宮殿に迎えられた。

戦いで傷ついたユリウスを心配していたルクルだったが、アデルがユリウスに異常はないと診断しひと安心。

しかし、ユリウスが回復し空を飛べるようになったら、うろこの手入れをする自分は必要なくなくのかもしれないと不安にもなっていた。

一方、ユリウスは王になるまえの子供時代のことを思い出していた。

蒼竜の側用人６巻の感想をネタバレなしで紹介

蒼竜の側用人６巻は、アズファレオの宮殿や城下での話だったので、落ち着いた展開で安心して読めました。

戦いのシーンがメインだった５巻とは大違いです。

新キャラ、アデルが登場

６巻では、新たに竜の研究者アデルが登場しました。

５巻末でちらっと出ていましたね。

メガネをかけていて知的な感じです。

若そうに見えましたが、竜の研究を２０年以上しているらしいので、１０代前半から研究し始めたとしても、現在３０代以上!?

穏やかで竜がすごく好きそうなアデルがどんな目的があってアズファレオに来たのか気になります。

悪い人には見えないし、本当に竜の研究がしたいだけならいいですが・・・。

竜が好きすぎてユリウスを連れ去っちゃうとかないよねと、心配にしています。

ルクルがちょっとネガティブすぎる

ハイネとの戦いで怪我をしたユリウスを心配しているルクル。

城下で竜に詳しいアデルと出会い、診てもらえることになり安心したのもつかの間。

ユリウスが回復して空を飛べるようになったら、鱗も自然に剥がれるようになり、自分がユリウスのお世話をする必要がなくなるんじゃないかと心配し始めます。

そして宮殿の中で自分ができることはないかといろいろと仕事をし始めるんですが、なかなかうまく行かなくて失敗ばかり。

ルクルはすでにユリウスにとってかけがえのない人になっているので、たとえ鱗の手入れという役目がなくなってもユリウスの話し相手・友人的な立場で十分ユリウスの役に立つと思うんですけどね。

もともと住んでいた村で姉の方が巫女として優秀だったので居場所がなく、自信をなくしてしまったルクルなので仕方ないのかもしれません。

でもそのネガティブキャラってユリウスのお世話をしているうちに自信がついてなくなってきたと思っていたので、また後ろ向きな感じが出てきてあれれ～と思ってしまいました。

７巻はどんなストーリーになる？

この６巻では７巻につながるようなストーリーはほぼありません。

竜の研究者アデルが今後どんな動きをするのかわからないので、アデルの動きによってはストーリーが大きく動くのでしょうか？

それとも引き取ったラキアとマユがなにか事件を起こすのか？

はたまた、6巻最後にでてきたユリウスの子供時代の回想シーンがこの先の展開と関わりがあるのか？

ハイネも今のところ出てくる気配はないし、ちょっと今後の展開の予想ができないです。

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