蒼竜の側用人５巻 あらすじと感想 ハイネが竜の力を得たわけとは？

千歳四季作「蒼竜の側用人 」５巻が11月21日に発売されました。

この５巻のなかで、ハイネダルクが竜の力を得ることができたわけが描かれています。

今までのダークなハイネのイメージとは違って、ちょっと意外な理由でした。

ここでは、蒼竜の側用人５巻のあらすじや感想をネタバレなしで紹介しています。

蒼竜の側用人５巻  あらすじをネタバレなしで紹介

ルクルを助けるためにやってきたユリウスはなぜか、人の姿になっていた。

ユリウスを前にし怒りを爆発させたハイネは、無理やり竜の姿に変身しユリウスに戦いを挑む。

ルクルはハイネにミダにあった植物を探して一緒にミダにあった場所に植えようと語りかけるが、ハイネの怒りはおさまらない。

ユリウスも竜に変身し二匹の竜の壮絶な戦いがはじまった。

ルクルはハイネとユリウスが戦うのをやめさせようとするが、二人の耳には届かない。

そのうちに、ラキアもユリウスのことを攻撃しはじめ、ルクルは必死にそれを止めていた。

ボロボロの体で戦い続けるハイネは、昔、まだミダが存在していたころに会ったある竜のことを思い出していた。

蒼竜の側用人５巻　感想をネタバレなしで紹

ルクルの優しさ

蒼竜の側用人 ５巻では、ルクルの優しさをいろんな場面で感じました。

・無理やり連れて来られたのに、ハイネの事情を理解し、受け入れようとする姿勢

・ユリウスを攻撃するラキアにやめるよう説得し、自分を嫌いにならないでと呼びかけること

などに、ルクルの相手を受け入れ、包み込む優しさを感じました。

これからハイネもユリウスも他の人も、ルクルを取り巻くすべての人がルクルの優しさにふれ、みんなが幸せな世界で生きられるようになれたらいいなと思います。

ハイネが竜になった理由は、予想外だった

そして、ハイネが竜になった理由ですが、私の想像とは全然ちがいました。

私はハイネが、竜の力を無理やり奪ったと思っていたのですが、そうではありませんでした。

これ以上言うと、ネタバレになってしまうので書きませんが、ハイネが竜になった真相を知った私の感想は「ハイネも優しい子だったんだな」ということです。

優しい子だったハイネが、敵を攻撃し、あんなにボロボロになるまで戦い続けるなんてかわいそうに思いました。

新キャラ登場で、今後の展開が気になる

「蒼竜の側用人」何巻まで続くのか、どんな結末をむかえるのか想像がつきません。

ハイネの恨みは相当深いし、ルクルがとりなしたとしても簡単に解決する問題ではないと思います。

でもハイネが幸せになれるストーリーになったらいいなと５巻を最後まで読んで思いました。

５巻の最後には、新キャラもでてくるし、今後どんな展開になるのか楽しみです。

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