さいとうちほ作「輝夜伝(かぐやでん)」は、竹取物語を元に創られた和風ファンタジー漫画です。
でも主人公はかぐや姫ではなく、月詠(つくよみ)という兄の死の真相を知りたい女の子。
女でありながら、兄が死んだ時に一緒だった滝口の武者のメンバーになり、兄の死の真実を知ろうと頑張っています。
ここでは輝夜伝のあらすじと感想をネタバレなしで紹介しています。
輝夜伝 あらすじをネタバレなしで紹介
時は平安。
京の都ではかぐや姫の話題で、民たちが盛り上がっていた。
かぐや姫は美しい姫だというが、求婚した者たちに無理難題を出し、求婚者たちは亡くなったり、行方不明になっているという。
そんな噂話に盛り上がり、さらに上皇である治天の君の軽口を叩いた物がいた。
それを聞いていたのは、上皇の守護隊である北面の武者の「吉備火麻呂(きびのひまろ)」。
上皇に対する不敬は許さないと、その者を連行しようとする。
が、その者は天皇のいる清涼殿をまもる滝口の武者の「大神」の従者だった。
そして従者を連れて行こうとする北面の武者たちと、滝口の武者の 「大神」 「凄王(すさのお)」の間で争いになる。
北面の武者の方が人数が多いため、不利になった滝口の武者の二人。
そこへ、滝口の武者の助けに入った者がいた。
その者のおかげで、 北面の武者から 「大神」 「凄王」たちは逃げることができた。
その者は月詠(つくよみ)といい、滝口の武者になりたいという。
月詠は「血の十五夜」という、大勢の滝口の武者が謎の死に方をした事件の生き残りで、その事件で兄が死んていた。
その兄の死の真相をしるため、滝口の武者になりたいという。
月詠はまずは見習いとして滝口の武者に迎えられることになった。
月詠は家がないため大神の家で世話になることに。
家に帰る途中、大神は月詠の秘密を知ることになる。
月詠は実は、少女だったのだ。
輝夜伝を無料で試し読みする
輝夜伝 感想をネタバレなしで紹介
私はさいとうちほ先生の繊細な絵が大好きです。
前作の「とりかえ・ばや」も平安時代の風景と美しい絵が合っていて、とても素敵な漫画でした。
今回の輝夜伝も平安時代の物語で、十二単や武者たちの装束が繊細なタッチで描かれていて美しいです。
漫画のストーリーは、まだ一巻が出たばかりなのでどんな展開になるのか想像がつきません。
ただ、月詠とかぐや姫は傷の治りが早いという共通点があり、なにか関係がありそうです。
そして、月詠の兄や北面の武者たちが死んだ「血の十五夜」も、血と言われているのに死んだものは血を流していなかったんだとか。
月詠の(本人も知らない)正体や、 「血の十五夜」の真相など、謎がたくさんある 輝夜伝。
これからどんな展開が待っているのか、次の巻を読むのが楽しみです。
輝夜伝を無料で試し読みする
【お知らせ】漫画を無料で読めるサービス?
漫画をたくさん読みたいけれど、欲しい漫画を全部買ってたらすぐにお金がなくなっちゃいますよね?
でも漫画が無料で読める優良サービスがあるんです!
FODプレミアムという、フジテレビがやっている動画配信サービスを知っていますか?
「動画配信サービスって漫画は関係ないじゃん」と思わないでください。
FODプレミアムは動画配信だけじゃなく、雑誌が読み放題があったり、ポイントで漫画(電子書籍)が買えたりします。
そして会員登録すると、初月は月額888円(税抜き)が無料になり、ポイントも無料でもらえるんです。
もらえるポイントはなんと、最大1300ポイント!(1300円相当)
もらったポイントを使って、FODプレミアムで最大1300ポイント分の漫画(電子書籍)が購入できます。
【関連記事】FODなら漫画が無料で見られる!?その秘密を教えます♪
コメント