2019年9月25日、帝都初恋心中7巻が発売されました。
帝都初恋心中6巻で初登場した、環の弟・巡とのストーリーが描かれています。
なんだか結末は私的にはとっても切ないものでした。
今回は帝都初恋心中7巻のあらすじと感想を基本的にはネタバレなしで紹介します。
帝都初恋心中7巻ネタバレなしのあらすじ
バルトに招待され温泉旅行にきた花織と環、初音も一緒だ。
そこで環の弟・巡の話題になる。
巡は「蜘蛛椿」と呼ばれる犯罪組織の長になっているという。
巡に同情のような思いを抱いている花織はそのことに驚く。
幼い頃の巡を思い出しながら、私が巡を捕まえなければと思いをはせる環。
温泉旅行からの帰り道、バルトが何者かに刺される。
それが巡の手の者だと察知した環は、かおるを家に残し単身・巡の本拠地へとむかう。
自宅にいる花織の元へ巡から電話がかかってきた。
環を捕らえた巡は、環の命を助けたいなら自分に抱かれろと花織に告げる。
囚われた環は、幼い頃の自分と巡のことを思い返していた。
巡を殺すつもりできたが、たとえ今は犯罪に手を染めた弟であってもとても殺すことなど考えられなかった。
環を助けるために、花織は巡に抱かれるしかないのか・・・。
帝都初恋心中7巻 ネタバレなしの感想
今回は帝都初恋心中にしては珍しくかなりシリアスな展開でした。
幼い頃の仲の良かった巡とのことを思い出し弟に手をかけることができない環。
でも花織を守るためにどうすればいいのか分からないその葛藤が描かれていて、帝都初恋心中の特徴である環と薫のイチャイチャシーンが少なかったです。
最後に明かされた環と巡の両親が殺された理由も切なかったし、なんだか重い7巻でした。
でもただ夫婦のイチャイチャが描かれてるだけじゃなくちゃんとストーリーがあるのも帝都初恋心中のいいところですよね。
巡と環の子供時代はどんな感じだったのか、巡と環の両親が殺された理由を知りたい、そんな方は初恋心中7巻を読んでみてください。
ただただ環と花織のイチャイチャシーンを見たいという方にはあまりおすすめしない初恋心中7巻です。
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