影姫の婚礼(京町妃紗作)は全3巻。
和睦のために、敵対していた国の王子に嫁ぐことになった姫が他界し、その影をつとめていた娘がかわりに嫁ぐことになったという場面から物語ははじまります。
でもすぐに相手国の王子には、本物の姫ではないということがばれてしまいます。
あっさり本物じゃないとばれてどうなっちゃうのと思ったけれど、意外にも相手国の王子は認めてくれて・・・。
ここでは、影姫の婚礼のあらすじと感想をネタバレなしで紹介します。
影姫の婚礼 ネタバレなしであらすじを紹介
西の国と東の国。
長年、敵対していたが和睦が成立し、東の国の姫が西の国の王子に嫁ぐことになった。
しかし、東の国のキサラ姫は婚礼直前に亡くなってしまう。
両国の和平のため、キサラ姫は自分の影をつとめていたイヅナにかわりに西の国に嫁ぐよう亡くなる直前に頼んでいた。
生涯、キサラ姫の影として過ごす覚悟を決めたイヅナは、キサラ姫として西の国に入った。
しかし、ある出来事により、夫となる西の国のセダ王子にキサラ姫ではないと見破られてしまう。
殺されるかもしれないと思いながら、セダ王子に西の国にきたいきさつを話すイヅナ。
イヅナの覚悟を聞いたセダ王子は、キサラ姫として西の国にとどまることを許すという。
だが西の国には、東の国との和睦をよく思わない者も多い。
敵対する国のなかで本物の姫ではないイヅナはどうなるのか・・・?
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影姫の婚礼 ネタバレなしで感想を紹介
影姫の婚礼 イヅナの服がバリエーション豊富でかわいい
この影姫の婚礼の舞台は、架空の国なのですが、東の国が中華風な感じで、西の国がトルコ風な感じです。
でもゆるく中華風・トルコ風って感じなので、イヅナの服はバリエーションが豊富で見ていて楽しいです。
後半では、イヅナ以外の姫もでてくるので、かわいいリボンやレースの服が見られました。
ヨーロッパ風のふわっとしたドレスも好きだけど、影姫の婚礼にでてくるドレスと着物の中間のような服も素敵です。
影姫の婚礼 戦うイヅナはかっこいい
イヅナはキサラ姫を守るために剣術の心得があるので、セダ王子のことを快く思っていないものと戦うシーンもあります。
こういう戦う勇敢なお姫さまが好きなのでイヅナの活躍を見るのは楽しかったです。
セダ王子をおとしいれようとする陰謀があったり、女だけどイヅナが戦うシーンがあるのは、こういう架空の世界を舞台にした漫画ならではなので、そういう世界を楽しみたい人に「影姫の婚礼」をおすすめします。
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