砂漠のハレム　最新刊８巻の感想をネタバレなしで紹介　無料立ち読みも！

白泉社のララで連載中の、夢木みつる作「砂漠のハレム」

その最新刊の８巻を読んだので、ネタバレなしで感想を書きます。

７巻までを読んでいない人にとってはネタバレになってしまう部分もあるので、７巻まで読んだ人だけ見てくださいね。

砂漠のハレム　最新刊８巻の感想をネタバレなしで紹介

７巻の終わりで、カルム王子が「これからは今まで以上に側におく」と言っていましたが、そういうことだったんですね～。

カルム王子とミーシェの距離がさらに近づきそうな場面もあり、ドキドキしながら読んでいました。

そして８巻では、カルム王子とミーシェそれぞれの過去の話もでてきます。

カルム王子の過去の話

今は会えない大切な人の話です。

もしかしてこのことがあったから、カルム王子は国王を目指すようになったのかなと思いました。

この話って６年前の話なんですが、カルム王子はまだ１５歳くらい？っぽいのに、辛いことがあったのにかなり冷静な判断をしていて驚きます。

優秀な人は、若い時から優秀なんんですね。

そういえば、カルム王子は国王の病気になった５年前からジャルバラ王国の南洲を治めているんでした。

この話は６年前で、その一年後には一つの州をおさめる人になるのだから優秀であたりまえなのかな。

ミーシェの過去の話

ミーシェがジャルバラ王国にくるまでの話です。

隣国のアナトリヤから、なんでジャルバラに来たんだろうと思っていたけれど、どうやってきたかわかりました。

当時は誰も信じられなかったのに、カルム王子と出会い人を信じられるようになった自分を感じるミーシェ。

あの頃の無力で悔しかった自分を想い、改めてカルム王子の力になる覚悟をします。

今後のキー人物になるかもしれないコレル

８巻では初めの方と最後にコレルが出てきます。

コレルは以前に「正妻になるのは私だからな」と自身たっぷりに言っていたように、ミーシェが正妻を目指す上でライバルとなる人物です。

８巻はじめでは、やっぱり人の上に立つ人ってこういう感じじゃないとね、というシーンがありました。

そこでミーシェは、正妻を目指していいのかちょっと自信ががなくなるんですよね。

まあ、ミーシェはもともと奴隷出身なのだから、人の上に立つことに慣れてるわけないんですけど。

そして、８巻本編の最後のシーンでコレルはある人物と一緒にいるんです。

以前カルム王子は、コレルの故郷のことを「くに」と呼んでいました。

ということは、コレルはジャルバラの人ではなく他国の人なのでは・・・？

そしてこの人物と一緒にいるということはコレルって、あの国の人？

なんだか今後の展開が気になる８巻の終わり方でした。

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